写真判定装置の歴史

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現在の陸上競技の運営に欠かすことができない「写真判定装置」。
その歴史は古く、昭和39年東京で開催された国際大会において初めて使用されました。
現在、公益財団法人日本陸上競技連盟競技規則では、写真判定装置の使用について次のように定められています。

日本陸上競技連盟競技規則

公益財団法人日本陸上競技連盟 編 / 陸上競技ルールブック2021年度版より抜粋
第2部 トラック競技
TR 19. 計時と写真判定
写真判定(電気計時)
システム
19.12〔国内〕本連盟が主催、共催する競技会、および本連盟が特に指定する競技会では、必ず写真判定システムを使用しなければならない。

写真判定装置の歴史

昭和39年 国際大会で初めての使用

【ロールフィルム式】

35mmの白黒ロールフィルムで撮影
暗室で現像処理を人の手で実施
処理されたネガをスライド映写機で拡大し、判定

昭和54年 アキュ・トラック(アメリカ)輸入販売を開始

【ポラロイド式】

白黒ロールフィルム式で行われていた判定をポラロイド式に変更
判定時間を大きく短縮、扱いやすくなる
※現在の電子式スリットカメラの原型となる旧ゴールコーダーのフィルムを使用せず、ICメモリーによる画像処理方式も同年から採用開始。

アキュトラック

昭和58年 ニシ式写真判定装置 開発

【ポラロイド式】

アキュ・トラックでは1本だったポラロイドフィルムを2本使用することで、より多くの選手の撮影が可能になる

ニシ式写真判定装置

昭和61年 OMEGA OPS-2(スイス) 輸入販売を開始

【ロールフィルム式・自動現像タイプ】

35mmの白黒ロールフィルムを使用
現像処理を自動化、暗室が不要となる

OMEGA OPS-2

平成元年 電子式スリットカメラ(MF100)開発

【スリットカメラ式】

従来の写真判定装置の概念を一新する画期的な写真判定装置
ビデオともスチール写真とも異なるスリットカメラを採用
最大で1秒間に2000回、フィニッシュライン上の静止画を撮影
撮影画像の合成により、競技者のトルソーがフィニッシュラインを通過したときのタイムを判定しやすくなる

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平成 7年 電子式スリットカメラのカラータイプ(MF500)開発

電子式スリットカメラのカラータイプ

平成 9年 RGBフィニッシュコーダー(MF700)開発

コンピューターによる画像処理を開発
天候の急変にも対応するオートアイリス機能搭載
撮影後に画像の明るさを調整するコントラスト調整機能搭載
画像検知による自動撮影機能搭載

コンピューターによる画像処理を利用したタイプ

NMF1000V・W

JAAF NMF1000W RGBフィニッシュコーダー 2カメラシステム
(式)¥19,250,000(税込)
JAAF NMF1000V RGBフィニッシュコーダー 1カメラシステム
(式)¥¥9,790,000(税込)

JAAF承認品
■支柱は含まれておりません。
※日本陸陸上競技連盟競技規則では、原則として年1回の検査が義務づけられております。

※外観は異なる場合があります。
※画面はイメージです。
※ 写真のカメラ支柱のベースは床面下に固定されています。

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